rekordboxでやる ワタクシの事前CUE打ち事情
秋葉原MOGRA店長のD-YAMAさんの「事前CUE打ち」ブログを拝見して、
そういえば、私以外コレやってる方ほとんど見かけないな。
めっちゃ便利だけど。
っていうのがあります。
目次
まず準備をします
あるDJさんのやり方をパクったものなので
偉そうには語れないのですが、
まずGRIDが合ってる前提で私は頭にMEMORY CUE打って、そこから「16小節」毎にMEMORY CUEを打ってます
クラブミュージックの中でもドラムンベースというジャンルの音楽は「16小節」毎に曲が展開していくパターンが多いので16小節毎にCUEを打ち、目印をつけるといった方法です。
波形の上に三角形が10個つきました。ちょうど波形が大きくなったり色が変わってる、展開の切り替わりところに必ず三角形があるのがお分かりでしょうか。
これが私流でいうときちんとCUEが打ててる状態です。
たまに8小節で展開する時はそこにCUE打ってまた16小節毎に打たないと、波形で目視できる「展開の切り替わり部分」と「CUEの三角形の場所」が合わないです。
他のジャンルでも16小節毎に打ってみるとどうでしょう
これを見るとテクノ、ハウスでも大丈夫そうですかね、あんまり曲を持ってないのでわかりませんが
ちなみに rekordbox4シリーズは10個しかMEMORY CUEが打てないのでそれ以降は諦めましょう。2〜3分で次の曲にmixし始める、もしくはHOT CUEで目印を付けるという手も無くはない・・
rekordbox5以降は使ってないのでわかりませんがもしかしたら今後増えるかも?
そして実践
2曲並べました。上の曲が流れてて、次に下の曲に繋ぐとします。
例えば、上の曲の7個目の三角形、波形だとちょうど真ん中あたりの部分が音数が少なくなるのでこのタイミングで曲を切り替えるとします。
下の曲はイントロにあたる音数が少ない部分が三角形2個分、3個目から曲のメインとなるので
画像を参照に上の曲の5個目の三角形のところまで曲が進んだタイミングから下の曲をスタートさせてmixし始めれば
上の曲が7個目の三角形が来た時、音数が少なくなったタイミングで下の曲のメインの部分が流れるようになります。
もし失敗して上の曲の5個目の三角形を過ぎてしまったら、6個目の三角形が来た時に急いで準備し直して下の曲の2個目の三角形から始めればなんとかなる、というのもこのCUE打ちのミソです。
というふうに16小節毎にCUE打ちしておくと
この部分でこう曲を切り替えたい!と思った時に
逆算してどのタイミングでmixを始めればいいか
視覚的に瞬時に分かる
というのが本当に便利です。
いま流してる曲の展開が切り替わるタイミングとmixを始めた次の曲の展開が切り替わるタイミングが一緒だとおおよそ繋いでて違和感が無いです。
おわりに
特に初心者の頃は緊張もあったし、これで曲の構成もよく分かるし目から鱗でした。
今ではある程度DJプレイが体に馴染んできて、それに頼らなくても、または別のやり方で上手くなんとかしてしまえるようになってきましたが、
DJ前に飲酒し、いざ直前になって「あっ、今ちょっと飲みすぎてる」ってなった時に便利かなと。そこまで飲まないようにしていてもお客さんに奢っていただいたり、お客さんと乾杯したり、色々あるかもなので。
ただ、アニソンやJ-POPは曲によってイントロ2小節だったり4小節だったり、歌に入る前の4小節からの1小節がおまけで入ってたりするので必ずしも使えるとは限りませんね。
あとCUE打ちもそうだしmixのやり方も10人いれば10通りのやり方があるのでこれが正解ではないです。念のため。
それではみなさま良いDJ生活を。
おわり